イケメン彼氏にご用心!?
学校に着くとみんなが私のとこに集まってきた。
いつもだったら優介と一緒だから不思議に思ったのだろう。
「今日、優介君一緒じゃないの?」
愛が聞いてきた。
「…わ…別れたんだ。」
下を向いて言った。
なんとなく、
みんなの顔を見て話せなかった。
「まじかよ?」
「なんでなんで?」
「冗談でしょー?」
みんなの質問責めになった。
「…冗談なんかじゃないよ」
「じゃあなんで?あんなに仲良かったじゃん…」
クラスの子が聞いてくる。
「もう、やめなよ。一番辛いのは千帆なんだよ!?」
愛が割り込んでくれた。
本当、こーゆー時って
親友頼りになるよね。
感謝するよ、ありがとう。
「みんな、迷惑かけてごめんね…」
私はまた泣きそうになった。
みんなも難しい顔してる。
きっと、どーやって接すればいいのかわかんないんだよね。
こんな時。
でもね、
みんなの想いが伝わってくるんだよ。
心配してくれてるんだよね。
ありがとうね。