LIVE LIFE LOVE
あの歌ができて数日、俺は毎日のようにあの歌を歌い、歌の完成度を高めていた。


今日もいつものように歌っていると、携帯が俺の歌を遮って鳴り響いた。


ディスプレイには見慣れた文字。

「薫どうした?」


「陸!ビックニュース、すぐきて!!!」


電話口の薫の声は、いつもに比べてとても興奮していた。


俺はバイクにまたがり、すぐに薫の家に向かった
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