LIVE LIFE LOVE
部屋の中では、彼のことで頭がいっぱいだった。

胸が痛い。

こんな気持ちはいままで一度もなかった。

なんなんだろう。


唯に電話をしてみよう。

私は携帯を開いて唯電話をした。


「もしもーし、薫?どうした?」

「私胸が痛いのどうしたらいい?」

「大丈夫?心臓いたいの?」


「ちがうの。病気じゃなくて・・・」


「じゃあなんで?」

「私・・・三島君のこと考えると胸が痛くて・・・こんなこと初めてなの」


「それって・・・恋でしょ!!!」

その言葉を聞いたとき、私はびっくりした。


私には、一生縁のない言葉だと思っていたから。
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