LIVE LIFE LOVE
教室に帰ると、陸君の席には、一人の女の子がいた。


学校一の美女と呼ばれる雨宮麗さんだ。


陸君は、とても楽しそうにしゃべっている。


私は、その場から逃げ出した。


心の中で、陸君は私だけを見てくれていると、思ってた。


嫉妬。


私は、彼女に嫉妬していたのだ。


後ろから、誰かが私の肩を叩いた。
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