まだまだ私は4番目。
【2章】
日曜日…。私はムスッとした顔で、パパの隣に正座していた。

高級そうな料亭。
豪華な着物を着させられて、私はお見合いの場に臨んでいた。

「瑞希…、もうちょっと楽しそうに…。」

「楽しくなんか無いんだもん!」

まだ相手は見えていない。

お見合いのこととかよくわかんないけど、女の子待たせるってどうなのよっ!

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