まだまだ私は4番目。
それから、パパと森野さんはおもむろに立ち上がり、よくドラマとかでもあるセリフ…

「あとは若い者だけで。」

なんて言って、私と達哉さんを残して別の座敷に移動した。

最初からこうするつもりでもう一座敷とっておいたらしい。

…って、達哉さんと残されたって会話続かないよ!

達哉さんはまっすぐに私を見ている。
あんまりじっと見てくるから妙にどぎまぎしてしまった。

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