まだまだ私は4番目。
「あの…。私の顔、何かついていますか?」

「ああ、いやっ!違うんです。ただ…。」

達哉さんは恥ずかしそうに口ごもり、それはもう小さな声で言った。

「可愛い人だなって…。」

「…まあ!」

可愛いだって!
翔ですらそんなこと言ってくれないのに…。

何だか恥ずかしいな…。私は照れ隠しのために俯いた。

…あれ…。なんかほのぼのした空気だけど…。

これって、お見合い的にいい感じなの!?

まずい、まずい!

だって私には…。

私は意を決して、達哉さんを見てから、頭を下げた。

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