まだまだ私は4番目。
「相手の人…達哉さんって言ってね、帝南大学の2年生なんだって。すごいよね…。」

「…そうだな。」

「あのね、それで…。私、達哉さんに…何て言うか…今度の日曜日に…デートに…誘われちゃったの…。」

「ふーん。」

「ねえ、どうしたらいいかな。翔はどう思う?」

翔は私の方を見もしないで、淡々と言った。
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