まだまだ私は4番目。
「そんなの、瑞希が決めなよ。」

「…え…。」

「いちいち俺に相談する必要は無い。」

私は思わず立ち止まってしまった。
翔は私に構わず先へ進んで行く。

…なんで…?

私は急いで翔の後を追って走る。
そして翔の腕を掴んで、必死に問うた。

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