まだまだ私は4番目。
レストランは、緊張していた程高級そうな所じゃ無かった。
私服でも浮いては見えないから安心した。

達哉さんとの食事は、会話も弾んで楽しかった。

達哉さんの大学の話、私の高校の話…。

私達って、多分相性合ってる。
だって話してても全然飽きないんだもん。

だけど…。やっぱり翔のことが気掛かりだった。

そんな私の不安を達哉さんは感じたのか、さり気なく…いや、すごく不自然だったけど本人は自然にしたいと思ってるだろうから…。そう。さり気なく、私に翔のことを聞いてきたのだった。

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