まだまだ私は4番目。
「僕は瑞希さんを不安にさせたりしない。
僕なら…瑞希さんを1番に考えるよ。」

「…あ…。」

1番目。

私が欲しかったもの。それをいとも簡単に達哉さんは私にくれるという。

「瑞希さん、僕と…付き合ってもらえませんか。」

「…私…。」

達哉さんは私を絶対大切にしてくれる。

でも、私には翔がいるから…。

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