まだまだ私は4番目。
【5章】
「もうすぐですね。大通りの方を歩きましょうか。」

「はい。」

夕食を済ませて、私と達哉さんは並んで大通りを歩いていた。

達哉さんはこの前みたいなスーツ姿じゃ無かった。
ちゃんと私服姿。

クリスマスってこともあって、通りはカップルで溢れていた。

私達も、そんな風に見えるんだろうな…。

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