まだまだ私は4番目。
「瑞希さん。今日は大切なお話があります。」

「えっ…。」

私もツリーから目を逸らし、達哉さんを見つめる。

達哉さんは、ポケットから小さな箱を取り出した。

そして恭しくそれを開く。

そこには…シンプルだけど可愛らしい指輪が入っていた。

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