*制服のボタン*I love it forever*
体育館裏の倉庫の重たい扉を開くとそこに、平山と3人の男。
男達は凜花を押さえ付け、1人は凜花の上に被さっていた。
「テメェーらふざけた真似してんじゃねぇッ!?」
一瞬で頭に血が逆流する。
凜花の露になった姿に、身体中が怒りでどうにかなりそうだった……
俺を見るなり青ざめ、あっさり凜花から離れた男達。
俺に睨まれ、ビビった男が声を震わせ
「まっまだ何もしてねぇ…」
るせぇ!!
凜花に触った奴は許せねぇ!!
「凜花!」
凜花の元へ駆け寄り、抱き起こすと凜花がプルプルと身体を震わせていた。
クソッ…凜花にこんな真似しやがって!!
凜花を腕の中に抱くと。
「もう大丈夫だ…」
凜花にそう言った。
何で、凜花に……
凜花に…こんな事……