*制服のボタン*I love it forever*

凜花の部屋に入ると直ぐ、俺は凜花を抱きしめた。

「どうした…凜花、幸樹と何かあったのか」



そう聞くと……暫く黙っていた凜花が。



「……キス…された…俺を好きになって…って」



そう、ポツリと言った…

それで動揺したのか……


「凜花は渡せない…」



俺はそう言うと凜花と唇を合わせた。



直ぐに俺に腕を回した凜花……
いつもと違う凜花……



幸樹に振り回され動揺しているなら、忘れさせてやる……


俺の事しか考えられない様にしてやる……



誰も入り込めない程、俺だけにしてやる………




凜花を抱いた。


初めてだった……凜花が俺を求める様に絡み付く……


いつもより激しくて…深く……凜花を抱いた。



凜花は気付かなかったけど、俺の印を残した……




帰り際、不安な顔をする凜花に。



「ばーか。俺の事だけ考えてればいいんだよ」



そう言って、触れるだけのキスをした。



家に戻ると、幸樹は何もなかった様な顔して。



「陵弥…お帰り…凜花ちゃんと一緒だったの」




って、お前ぇーのせいで凜花が動揺してんだつうの!!


はああーー…



< 231 / 261 >

この作品をシェア

pagetop