*制服のボタン*I love it forever*
女の怒りを煽ったのは俺だけど、凜花に向けられる汚い言葉に腹が立つ。
「噂なんか真に受けんじゃねぇ。コイツはそんなつまんねぇ女じゃないッ!?
お前らと一緒にすんなッ!」
唖然とする女達に目もくれず、凜花の腕を掴んだ。
煩い女達を完全に無視。
慌てて靴を履き替える凜花の前に手を差し出す。
一瞬、戸惑った凜花が俺の手を掴んだ。
隣に並ぶ凜花に自然と顔が緩む。
ずっと隣にいて欲しい…
そんな気持ちで凜花の手を握った。