*制服のボタン*I love it forever*
「…ねぇ…何で私に構うの?」
凜花が真顔で聞いてきた。
お前が好きだから…だろ…とは言えないか……
「ボタン…お前がボタン持ってる限りは俺の事、信じるだろ」
そう言って、凜花を引き寄せた。
凜花を見つめた瞬間…
触れたい…凜花に触れたいって衝動に駆られ目を伏せて凜花に顔を寄せた。
唇が触れそうになった時、凜花が目を閉じた。
【ピンポーン】
微かにインターフォンの音がしたけど、俺は凜花から離れず背中に手を回した。
唇を強引に割、舌を絡めた。
…ん…っ…
甘く漏れる凜花の吐息。
頭が痺れる…もう止められない…
凜花が俺に腕を回す。
【ピンポーン】
【ピンポン】【ピンポン】【ピンポーン】【ピンポン】
…クソッ誰だッ!?
「…ったくっ…ざけんなっ」
渋々立ち上がり玄関に向かう。
…はあああーー…
玄関を開けて、俺は項垂れた。
「ヤッホー」
卓が馬鹿な笑顔で立ってた。
「あっ…女物の靴発見!」
「オイッ勝手に上がんなって」
卓はズカズカ上がり込み、リビングの扉を開けた。
…あーあ…