*制服のボタン*I love it forever*
直ぐに凜花は姿を見せた。
…泣きながら…
一気にに俺に飛び込んできた。
「っ…ぅわぁッ」
凜花を抱き抱えたまま尻餅を着いた。
「…ったく、痛ぇーよ」
そう言った俺の上着をギュッと掴んだまま胸に顔を押し付ける凜花。
「凜花…どうした?」
凜花の肩が小さく震えていた…
何で泣く…
その肩に触れ、身体を離し、軽く触れるだけのキスをした。
凜花の頭にポンと手をおき
「俺んち行くか…」
そう言って凜花の手に俺の手を絡めた。
ずっと俯いたまま、黙って着いてくる凜花。
何故泣くのか…
俺は部屋に入るなり、凜花を抱きしめた。
優しく頭を撫でながら…
凜花が俺の傍にいたいと言った。
「俺の傍で俺だけ見てろ」
そう言って、凜花を抱きしめた。