*制服のボタン*I love it forever*
ファミレスを出て、卓と別れ凜花を部屋に連れて来た。
意識過剰になって、オドオド……
あーあ、こんなんじゃ何も出来ねぇよ…
簡単に抱いたりしたら、凜花の噂を真に受けた男と同じだ……
目泳ぎっぱなしで目も合わせねぇし…
隣に座って挙動不審…
ちょっと腕が触れただけでビクつくし。
絶対、俺にヤられるって思って意識してるし…
ったく……
俺は凜花を引き寄せ頬を両手で包みこんだ。
「意識すんな。俺まで恥ずかしくなるだろ…」
真っ赤になりやがって…
「それに意気なり抱いたりしないから。
身体だけって思われる様な事はしたくない
俺はお前の心まで抱きたいんだ…」
本当にそう思ってる…
凜花の心から全部、俺だけにしたいって…
「だから…俺しか考えらんない様にしてやる」
そう言ってキスした。
唇を離し、潤んだ瞳で見つめる凜花の唇を指先でなぞった…
ヤバイ…俺までドキドキする……
いっそこのまま…って気持ちと葛藤しながら、凜花を抱きしめた。
もっと…もっと…凜花が俺しか考えられなくなればいい……