500年の復讐



 異端審問官は口が裂けるほど笑い、

「そうか、サーシャ・サユベル」

「でね、お願いがあるの」

「なんだね?サーシャ」

「この人の命、『終わり』にしていいわよ。」

「良い子だ、サーシャ・サユベル」


 『化け物』が斧を大きく振り下げた。



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