500年の復讐
シスターは赤ん坊が突然泣き止んだのに驚いた。赤ん坊は笑い出している。
「あらあら・・・なあに?満足した?さぁ、おねんねしましょ。まだおねんねの時間ですよぉ」
そう言うと赤ん坊をベッドに寝かし、自分も横になると、子守唄を歌いだした。
赤ん坊は子守唄の眠りの誘いにすやすやと眠りだした。シスターも赤ん坊が眠るのを見届けると子守唄の誘いに乗った。
外では月が紅く、不気味に光っていた―――。