ヌハヌハ高校生探偵
「やはり。僕にはアリバイがない。そして犯人は僕に接触しても不自然ではない人物だということは確かだ。だから僕とつながっている人間。」


「だから?」


「毛根がなかったと判断されたけど、これだけでは、やはりまだ疑われているのは当然。僕のアリバイを証明してくれる人間もいない。」


「それで?」


「犯行時刻僕はテレビを見ていた。それが僕のアリバイを証明してくれた。」


「どういうこと?」


「だから、僕が犯行時間にテレビを見ていたということは、僕に馬越を殺すことは不可能だということ。僕がその時間見ていた番組は再放送ではない。つまり、その時間にしか放送されてないということ。その番組内容を僕が事細かに説明したら、警察はもちろんテレビ局に確認をとる。そしてみごとに一致したからアリバイが証明された。」


「なるほど。で、その番組の名前は?」


「やほぉいマッチョマン。」


「そっか。ありがとう。」



うへぇ・・・
息臭い・・・・・・


でも、こいつが犯人ってことはないな
でもその疑いが晴れれば、まっさきに疑われるのは
誰だろうか・・・・・


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