オバサンだって恋したい!!
な、なんで拓也がこんなとこにいるの?



拓也今日残業だったんだ。



私は何もなかったように拓也に話しかけた。



「拓也残業だったんだね。夕食は食べた?」



返事をしない拓也。



「家に帰ったら何か作ろうか?」



「いいから乗って。」



助手席がいきなり開き、腕を引っ張られた。



「拓也痛い! 」



「いいから乗って、二人で何してたのこんな時間まで。今キスしてなかった?」



「美園許さない。美園は俺のだから、早瀬なんかに触らせない。」



車が止まりシートが倒れ、そのまま私は拓也に押し倒された。



拓也が無理矢理キスをする。



怖くて涙が出た。



「何で泣くんだよ。」



「だって、こんなの間違ってる。」



「間違ってなんかいない。俺は美園を愛してる。」



そう言って何度もキスをする拓也。



助けて早瀬係長!



拓也は息子なんだから、絶対こんなの駄目!



たけど、男の拓也には敵わない。







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