オバサンだって恋したい!!
彼に促されるまま何故か下着と着替えを手に持っていると、「いいから貸せ!」自分の下着と着替えの入ったカゴと一緒にレジに持って行く。



そして一万札を二枚出す。


ここでも私ははしの18円を出してやった。



でも、「ほら早く行くぞ! 」



腕をぴっぱられる。



小銭出した事に触れようともしない早瀬係長。



「あのですね。」



私が言おうとするといきなりエンジンをかけた。



「あの夕食は? 」



だって食べるもの何も買ってない。



やっぱこのお菓子で済ませるのか?



暫く走ると、「今日はここに泊まる。」



こ、こ、ここはラブホ。



あり得ません。



今日会ったばかりで、しかもいきなりラブホ!



「小川一人で妄想は止めろ。俺は昨日東京を出て、一睡もしてなく、いきなり名古屋に出張。分かるか?俺は凄く疲れてて眠い訳。
俺にも選ぶ権利あるし、オバサンに興味ないからな。それに俺女に困ってねぇから。」



なら一人でラブホに入れ!








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