オバサンだって恋したい!!
おいおい、何であんたとラブホに入らなきゃいけないの!



「おいさっさと下りろ!」


私が躊躇していると、「早く下りろ。」



私の腕を掴む早瀬係長。



「恥ずかしがる年でもないだろ。」



何その言い方。



悪いけどこの年でラブホは初めて、「私初めてだから。」



小さな声で呟くと、「おまえ40で初めてなのか?まさかあっちも初めてか?」



あほか!



私は子持ちだ。



「あの、私子供いますから。」



驚く早瀬係長。



「小川バツ1なのか?」



早瀬係長声が大きいです。



クスクス笑いながら、「じゃ俺と同じだな。」



え、私と同じって事は、「早瀬係長もバツ1なの!」



「小川声でかいって!」



早瀬係長と私は何故か笑いながら、ラブホに入った。



初めてのラブホにニヤニヤの私。



小川落ち着けって頭を叩かれた。








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