オバサンだって恋したい!!
うーんここは何処?



今何時?



凄く頭痛いんだけど、その時携帯が鳴る。



私は暗がりの中光る携帯に手をやる。



【もしもし、今どこにいるの?俺会社でずっと待ってたのに、もう朝の6時だよ。】



朝の6時?頭が回らない。


【拓也ごめん、昨日遅くなったからこっちに泊まった。うん心配いらないから又連絡、】



話してる途中で携帯が取られた。



誰がいるの?



布団の中の裸の男が私の携帯を持っていた。



ちよっとあんた誰?何で裸と言おうとしたら、その男が私をずっと見ている。



その視線の先に目をやると、私も裸だった。



思わず叫ぼうとした口を彼の手が塞ぐ。



私何した?



何で裸でこの男といるの?


兎に角冷静になろう。



私は再び布団に潜った。



そして隣の男が一言、「おいおまえ夕べの事何も覚えてないのかよ?」



はい、全く記憶にごさいません。









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