オバサンだって恋したい!!
「拓也の背中こんなに大きいなんて、今まで気がつかなかった。」



「美園何で今日は、体にバスタオル巻いてる訳?」』


だっていくら息子でも、恥ずかしい。



拓也はもう大人だ。



「美園バスタオル外して。」



どうしたの拓也?



「いいから早くバスタオル取れよ。」



今日の拓也はおかしい。


「拓也どうしたの?もう背中洗ったから後自分で洗いなさい。」



「美園バスタオルしたままじゃ、体洗えないでしょ。」



「拓也私は自分で洗うからいいよ。」



「何遠慮してるの。」



拓也は私のバスタオルを外して、背中を洗う。



「小さい時から、ずっと美園は俺のものだった。これからもずっと俺のものだ。」



その言葉に胸がドキっとする。



息子にときめいてどうするのよぉ。一緒に長くいすぎちゃったのかな?



「拓也早く彼女作って母さんに紹介してよ。」



「彼女はいらない。ほしくもない。俺は美園がいればいい。美園も俺がいればいいよな?」



それはそうだけど、今のままじゃ駄目な気がする。








< 54 / 151 >

この作品をシェア

pagetop