オバサンだって恋したい!!
「これで朝礼は終わり解散。みんな自分の持ち場に戻ってくれ!小川はしばらくは早瀬君と行動を共にするよいに。じゃ後を頼むな。」



課長が行ってしまった。



二人で暫くその場に立っていた。



「主任俺の机はあるの?あるならそこに案内して。」


私は早瀬係長を第3課の事務室に案内した。



大きな工場の中にあるプレハブで出来た事務室。



その隣には広い休憩室もある。



工場内は広い社員は1500人はいる。



課は1課から13課まである。



3課は男子社員が成型したゴムで出来た窓枠を、オバサンたちがバリ取りをする。



それを検査するのが私と派遣社員の二人。



私はその検査と社員のシフト作りもしている。



後不良商品が出れば、納品先まで行く事もある。



後出張も多い。しかも海外までも行かされた。



そしてその時電話がなった。課長が電話を取る。



「小川名古屋へ飛んでくれ、不良品が出たらしい。
そうだ早瀬君も一緒に頼むな。」



「はい分かりました。」
すぐに返事したのは彼だった。








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