オバサンだって恋したい!!
コンビニに車を停めた。



「おい、小川昼飯を買ってこい!」



頭くるなその言い方。



でも仕方ない、年下でも上司だから。



「早瀬係長、好みはございますか? 」



「小川普通に喋れ!」



おまえが上司だと威張るから立てやってるのにムカつく。



「俺の方がムカつくわ!」


あ、心読まれた。



「早瀬係長、ではご一緒にいきませんか?私喉が乾きました。」


「いいから普通に喋れ!」


普通に喋れはムカつくって言うし、どうすりゃいいの?



「小川 。」



ボーとする私を見つめる早瀬係長。



早瀬係長顔近過ぎますから。



「早瀬係長離れて下さい! 」



「おまえ何か勘違いしてないか!俺にも選ぶ権利がある。」


何なのコイツ本当に頭来る。私は早瀬係長を無視して車を下りた。



何なのアイツ、若くて頭良くてイケメンで、そりゃ私はオバサンで子持ちでバツ1で、悔しい。









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