オバサンだって恋したい!!
「おい待て何怒ってるんだ。」



はぁ、何をおしっしゃる係長さん。



あなたが私を怒らせたんでしょ!



早瀬係長が私の手を掴んだ。



「おい、待てって!っていってるだろう、気が短いオバサンだな。」



殴っていいですかコイツ。


その時携帯が鳴った。



あ、拓也からだ。



《もしもし拓也何?あ、迎え?拓也急に名古屋に出張になったの。だから帰り遅くなると思う。うん、分かった又連絡するよ。》



早瀬係長がすぐ近くにいた。



「彼氏?年下の男でも引っ掛けた。中々やるね。」



彼氏じゃありませんから。


しかも息子。



でもどうでもいいや。



「そう彼氏23才超イケメン。早く仕事片付けてラブラブしたいな。」



早瀬係長の顔が曇る。



なんなのよ、何か言いなさいよ!



早瀬係長は何も言わずにコンビニの中に入って行った。



何なのよアイツ!









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