オバサンだって恋したい!!
もう駄目私どうにかなりそうだよ。



体がゆらゆらして倒れそう。



「美園大丈夫?」



大丈夫な訳ないでしょ。



二人とも勝手な事ばかり言って、私を困らせてる癖に。



頭が痛くなって来た。何で私の意見聞かない訳!



「美園の意見聞いてたら、話しがまとまらないからね。悪いけど俺たちで決めさせて貰った。俺と拓也が美園に選んで貰えるように頑張るからさ。まぁ俺は仕事で毎日美園と一緒だから、かなり有利だと思うけど。」



あ、鎮痛剤でも飲まなきゃ頭痛が治まりそうにない。



「俺今の会社辞めて美園のいる会社にはいるから。相羽に聞いたら、社員募集してるって、明日入社の面接受ける事にした。課長の荒木さんも是非来てほしいと言ってくれた。これで早瀬と対等に戦える。」




駄目だ、やっぱ鎮痛剤を倍飲もう。




薬飲んだらもう一度眠ろう。




今は何も考えたくない。








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