Dear you
「自分の気持ちに嘘は
ついちゃいけないよね。」

そう私はつぶやき家に帰った。

「栞!どこいってたの?」

お母さんが心配そうに
私を覗きこんだ。

「クラスメイトの相談!!
心配かけてごめんね!?
今日はもう寝るよ…」

私は階段を駆け上がった。

「ちょ…っと栞!?」

バン!!!!

勢いよくドアを閉め.
ベッドに倒れこんだ。
亜美が言った言葉が
何度も頭の中で繰り返されて
頭から離れない…。

私は今まで気持ちに嘘を
ついていたのかな…?
自分の気持ちに正直に
なれないのに.相談に
のるなんて私ダメだよ…
亜美..気付かしてくれて
本当にありがとう…。

私は何度も何度も心の中で
亜美にお礼を言った。
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