Dear you
「ぃ…ぉぃ…おぃ!江澤!」

振りかえると谷村といつも一緒に
いる岡部隼人<はやと>がいた。

「なに…?」
「あいつらまじありえねー
俺1人だっつーの(^-^)」
「ほんとラブラブだね!!」

岡部とは二年のとき
クラスが一緒で出席番号も
近かったからたまに
喋ったりもする男子…。

「隼人!!わりぃわりぃ!」

茂音と話し終わった谷村は
岡部に頭を下げている。

「栞!!ごめーん!!」

茂音も谷村と同じように
私に頭を下げている。

「いいよ〜だ(`∀´#)
ラブラブそうでなにより!」

私は茂音が幸せで本当に
嬉しいしこうやって
茂音をおちょくるのが
大好きなんだ…。

「じゃあ待たせた罰に…
クレープおごり(o^o^o)」
「えーまたクレープ!?」
「なにか文句でも(^-^)?」
「いえ…ありません…」

茂音は財布の中を覗き
ため息をついていた。

「ほんと栞ってクレープ
大好きだよね(^-^)!」
「だって美味しいじゃん!」
「クレープのことになると
歩くの早いよ〜(>_<)」

確かに私はクレープを
買いにいくときすごい
早く歩いている…。
変なくせだよ。直さなきゃ!

あっという間にクレープ屋に
着き.前にあるベンチに
カバンをおろし店に入る。

「いらっしゃい!!
ってお姉ちゃんたち!!
よく来るねぇー!!
今日もカスタードイチゴ?」

私たちはあまりにも
ここに来るから顔とかを
覚えられてるみたい…
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