Dear you
「たまには勉強したらどぅ?」

洗濯を入れ終わった母が
呆れたように私に声をかけた。

「いっつもしてますー( -_-)」

口を尖らせながら私は
勉強机に座った。

「やっぱやる気でないょ」

いつも私は携帯に手がのびて
勉強しないんだ…。

パカッ☆

<<受信メール一件>>

(栞!!駅前に8時集合〜)

メールの受信者は進藤愛(あい)
というクラスが同じの
仲の良い子だ…。

「8時…」

時刻は7時を指している。
私は急いで用意をすませ
余裕をもって駅前に向かった。

「しーおーりー(o^o^o)!」

余裕をもって出たはずなのに
もう愛は待っていた。

「愛!早いね!ってか
なにかあったの(^-^)?」

愛は顔を赤らめながら

「相談があるんだ。」
「相談?」
「うん!マックおごるから
マックで話そうよ!!」
「おごり(≧▼≦)!!
うん!行こうっか(^O^)」

私と愛は近くのマックに
入りポテトとジュースを頼み
窓側の席に腰を下ろした。

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