イケメン*キッス



あたしは次の日もお母さんにやり方を教えてもらって、化粧をしていった。




玄関を開けるとそこにはやっぱり…




「櫻井君…おはよう」




「…まゆ?!え?どおしたの?」


あたしをみて相当驚いている。



そりゃそうだよね。


すごい変わったもん…

変かな…?


不安になって下を俯いた





「まゆ!よく見せて?」




あたしの顔を両手で支えて顔を上にあげた。





「まゆ……すごい綺麗!!!」



あたしをみて、櫻井君は笑顔で言った。



あたしの顔は赤くなる。




「今までも可愛かったケド綺麗になった!」




そう言ってあたしをぎゅっと抱きしめた。



「ちょっ…櫻井君…」




ここ家の前だよー!


…執事さんも見てるし恥ずかしい〜!!




「まゆが可愛すぎるから悪い…」












耳元で囁いた彼の言葉が耳に残った。






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