イケメン*キッス
「まゆどおして化粧に芽生えたの?」
「…え?!」
学校に向かう車の中、櫻井君が口を開いた。
それは…櫻井君に釣り合う女の子になりたかったから……
なんて
恥ずかしくて言えないよ〜
「俺まゆがもっと綺麗になって嬉しいけど…不安になったかも」
少し寂しそうに言う櫻井君はちょっと可愛く見えた。
「え?なんで不安になるの?」
何で?
あたしなんかしたかなぁ…?
「まゆが綺麗になっちゃったらみんなまゆの良さに気付くよ。そしたら、絶対ライバル増える。
まゆ、絶対もてるよ。」
えぇ?!
「あたしなんかありえないよ!!」
櫻井君…
そおゆう事も心配するんだ…
なんか嬉しいかも