イケメン*キッス
「あいてる席に座れ」
そういわれた彼は、空いているあたしのななめ前に座った。
彼が席に座るとき
ニコッと
あたしに微笑んだ。
ドキ…
え?
何でだろう…?
気のせいかな?
彼の微笑んだ顔にあたしは
ドキッとしてしまった。
カッコイイ…
「ねぇどこから来たの?」
「彼女いる?」
「カッコイイねー」
休み時間になると彼は女子に囲まれていた。
笑顔で一人一人に答える彼はすごいと思った。
「櫻井君!一緒に帰らない?」
放課後。
帰る時間になると、たくさんの女子に声をかけられる彼。
モテるのも大変だなと思った。
あたしは教室を後にした。