恋道
恥ずかしいやらムカつくやら色んな感情。
芦沼クンが持っていた下着を無理やり取って、隠す。
ついでに床に散らばっている洋服と下着もかき集めて隠す。
どこまで最低なのよ!!!!!
「そんな恥ずかしがって焦らなくてもよくない?
案外センスいいじゃん?」
あたしの耳元でそう囁いた芦沼クン。
「うひゃ!!
~~~~っ!!!!!
みみみ耳元でそんなこというな!!///」
「あっれれ~??
耳元弱かった~??」
二ヒッて可愛く笑ったかと思えば
あたしは押し倒されていた。
え?え?え?
どういう展開!?
早すぎて頭がついていかない~~!!!
「ちょっ!!
何やってんの!?
どいてよ!!邪魔!!」
暴れようと思っても両手を片手で掴まれているので動けない。
いったいなんなのよ!!
「いや~?
可愛いなぁ~と思って?」
またニヒッて笑う。
いゃ、全然今は可愛くないから!!