恋道
そのとき。
あたしの部屋のカーテンが風でヒラッとめくれた。
・・・・・・
「ちょーーーーーーーーっ!!!!」
あたしの部屋って竜の部屋から丸見えなんだよ!!
反対に言えばあたしの部屋から竜の部屋も丸見えなんだけど。
お互いよじ登って行けるぐらい家が近い。
「マジでどいてって!!」
「えー?
何で~?」
「何でじゃない!!」
馬鹿かお前は!!
って!!
「何何何何何!!!????」
どんどん芦沼クンの顔が近づいてくる。
「少し黙って。」
「~~~っ///」
また耳元で言われた!!!///
そして
チュッ
可愛らしい音がした。
「は?」
「オデコにキスしてみた~~(笑)」