片思い彼氏scene.バレンタイン



「私…信じたい先生の事。だからちゃんと聞く…!」



先生あのね…



やっぱり私は




あなたが大好きです。




例えあなたが私を見てなくても


私が愛するのは先生です。


私にまた触れてくれますか?


キラキラの笑顔を見せてくれますか…?





――その日の夕方、私は教習所に行った。



校舎の窓が茜色に染められている…



懐かしくもあり、新鮮味のある景色…。




私と先生が出会った場所がここ。




時の知らせのチャイムが鳴った――…。




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