片思い彼氏scene.バレンタイン



『…え…先生…?』



「…………」



『…何で?何で………え…やだ…よ』


「もう会えないから…」



弥生が泣きじゃくりながら声を必死に出そうとしてる…



『や…だよぉ…』



携帯を持つ手が弥生に抱きしめたいって言ってる…


『私っ…先生…好き…』


弥生の言葉に俺の唇が震えてた…



『…何で……っ、…んな事言う……の?』




やよい………、




ヤヨイ………。




『…嫌いにならないで…』




何言ってんの?


嫌いになんかならねぇよ。


なるわけねぇだろ…



お前は俺の………



「……弥…」



「先生!!貸して!!」



俺の携帯を奪うと電源ボタンをブツッと切った山岡…。




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