片思い彼氏scene.バレンタイン



「…やっ!!!」




私の拒む力も男の人の力の前には敵わない







――嫌ッ!!恐い…!!




誰か…





誰か…―――!!!





「ヤダッ…!!先生!!!」




一瞬井ノ上君が止まった…。




「彼氏なんて来るわけないじゃん……」





だけど逃げる事も出来ず、ドアに押さえ付けられたまま私は井ノ上君にキスされた…




「…ん……ッ」




唇から伝わる熱い想い……




時が止まったみたいに静まり返った中、井ノ上君の熱だけが私を混乱させる…




「……好きだ。山ピー…お前が好き…」





唇が離れると



井ノ上君の唇が私の首筋に熱い印を付けた…。






< 82 / 260 >

この作品をシェア

pagetop