姫と王子。

「火曜日??
ちょうど開いてるしいいよぉー♪
じゃあ何時から遊ぶ??」

「んー…あんまり遅いと
優クン寝ちゃいそうだしなぁ。。
9時!!!朝の9時から遊ぼっ♪」

「おっけおっけ♪
じゃあ、番号交換しようぜ。」

「いいよぉー。
じゃあ、私が送るね♪」


―――ピッ ピー

「「完了~♪」」


私は優と連絡先を交換した。


恭二と会ったら必ず
携帯を見られる。

アドレス帳もメールも
データボックスも…
隅から隅までチェックされる。

だから《優クン》じゃなくて
《優チャン》で登録した。


< 10 / 55 >

この作品をシェア

pagetop