姫と王子。

「ねぇ、お母さん!!!
優クン格好いいじゃん♪
…でも、なんでお母さんは
私なんかを紹介するの?
私、彼氏居るって言ったじゃん!!」


車に乗ってすぐお母さんに言った。


「私が梨亜を紹介した理由??
今は言えないわ。
火曜日に言ってあげる。」

「は?訳わかんないよ!!」

「梨亜が心配しなくても大丈夫。
紹介した理由はいい事だから。
理由を聞いたらきっと梨亜は
嬉しいと思うわ。」

ニコっと笑って言った。



宛先:恭二
時間:8時20分
本文

今から会いたいんだけど♪


--END--



恭二にメールを送った。

一分もしないうちに
電話が掛かってきた。


――~~♪~~~

大好きな歌手の着メロが流れる。
私はすぐに電話に出た。


< 12 / 55 >

この作品をシェア

pagetop