姫と王子。
「ねぇ、お母さん!!!
優クン格好いいじゃん♪
…でも、なんでお母さんは
私なんかを紹介するの?
私、彼氏居るって言ったじゃん!!」
車に乗ってすぐお母さんに言った。
「私が梨亜を紹介した理由??
今は言えないわ。
火曜日に言ってあげる。」
「は?訳わかんないよ!!」
「梨亜が心配しなくても大丈夫。
紹介した理由はいい事だから。
理由を聞いたらきっと梨亜は
嬉しいと思うわ。」
ニコっと笑って言った。
宛先:恭二
時間:8時20分
本文
今から会いたいんだけど♪
--END--
恭二にメールを送った。
一分もしないうちに
電話が掛かってきた。
――~~♪~~~
大好きな歌手の着メロが流れる。
私はすぐに電話に出た。