姫と王子。
「麗華さん、おはようございます。」
その男はお母さんに
挨拶をした。
「おはよう、優。
梨亜よ。可愛いでしょ?(笑)」
お母さんは、その男に
私を紹介した。
「はい。
梨亜、彼氏居るんだよね?
俺、優だから。
よろしくね!」
ニコッと笑って私に言った。
「居るよ。
……けどもうそろそろ危ないなぁ。
優クンねっ!!
私は、梨亜。よろしく。」
優に嘘をついた。
恭二とは上手くいってるのに…。
優の笑顔が好き。
優の笑った顔を見ると何故か
嘘をついてしまった。