sorry I LOVE you…
「イッッテ!」



現実か幻覚かを確かめるためレイの腕をつねってみた



…うん。
現実だった。




「お前、なんだよ」





「ねぇ、急にどうしたの?」



「何が」





「なんで、一緒に寝ようとするの?」





「心配だから」





「心配?」





「目離すと、逝っちゃいそうで心配なんだよ」





「アタシ、別に死にたいなんて思ってないよ?」




「思ってなくても、もしもって事があんだよ」



「ないよ」





「迷惑はいくらかけてもいい。でも、心配はかけないでくれ」





そう言ったレイの声は震えてた。
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