sorry I LOVE you…
ボストンバッグに、適当に服を入れ、
テーブルに散乱してる薬を詰め込んでアタシは部屋を出た。




階段を降りると、玄関に母とマツダが立ってて




「さ、行くか」



「マツダさんにはお手数おかけしますが…」




「いいえ!気にしないで下さい奥さん!じゃミュウちゃん行こうか」



「え?お母さんは、行かないの?」



「行かないよ!ミュウ。ポジティブよ!ポジティブ!」


はぁ…


「いってきます」



「いってらっしゃい!」



ニコニコ笑いながら手を振る母とは正反対に、
アタシは暗い顔で家を出た
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