sorry I LOVE you…
「俺?」



意外にも、アタシの言葉にレイは優しい声を返してきて…




「うん」




「なんで?」




「なんも喋らないから」




今まで溜まってもんをアタシはここぞとばかりに吐き出す。




「だから、前の俺は…――」





「わかってる!わかってるけど!少し位話してくれたっていいじゃん!急にレイと一緒に住む事になって…これでもアタシ戸惑ってんの!少しは気使ってくれてもいいじゃん!」



息耐え耐えに、喋りまくったアタシにやっぱりレイは冷静で…




「だから、俺お前の飯作ったり、コーヒー一緒に飲んだりしてんだろ?俺なりに気使ってるけど?」
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