sorry I LOVE you…
「ねぇ」



「ん?」




「なんで、お肉屋で働いてんの」



「元族の俺がスーツにネクタイなんて職に就ける訳ないだろ?」



「あーうん…」




「俺の親父とマツダさんが知り合いで…こんな俺でも使ってくれるって言ってくれたから」



「…そうなんだ。仕事楽しい?」」




「楽しいと思える仕事に就けるなんて奇跡のようなもんだぞ?」




「って事は楽しくないの?」



「まだ、一ヶ月だしな。これからだな」



「そっか」
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