sorry I LOVE you…
切羽詰まったアタシに、レイはもう何も言わなかった。急いでキッチンに行き、水を持ってきてくれた




アタシは一気に水を飲み干し



「ありがと、ごめん」



礼と謝罪をした




「大丈夫か?」



「気持ち悪い…クラクラする…」





そう言った途端アタシの体は浮いてて




「寝てろ」




抱き抱えたアタシをレイはベッドに運んだ。




いつものアタシなら、突っ込むけど、本当に気持ち悪くて…
何故か涙が出てくる。




ベッドに入ったアタシに、レイは毛布を掛けて




「なんで泣いてんだ?」





ぶっきらぼうだけど、そこには少しの優しさが含まれてて
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